シンプルで綺麗なフォントベースのファビコン(サイトアイコン)作成方法を紹介します。
装飾フォントを使用すれば、画像などの素材が無くても10分もあれば作成できます。
「なかなか満足のいくものができない」という方の参考になれば嬉しいです。
ファビコン(Favicon)とは「Favorite Icon」の略で、サイトに設置するシンボルマークのことです。
画像データの作成
検索すると、サービスを提供するサイトがいくつも見つかります。
今回は「もじまる」というサイト「文字画メーカー」を使わせていただきました。
ベースデザイン
最初に、ベースとなるデザインをタブから選択します。
おすすめは、上下左右に適度な余白ができる「角丸背景文字」です。
背景と文字色
次に、背景色と文字色を決めます。
「角丸背景文字」の場合、何度やっても「背景画像ふちの色」がうまく透過されず白色になってしまうので、背景色と同色を指定するのがおすすめです。
色決めには、次のサイトが参考になります。
装飾フォントの種類
最後に、一番大切な装飾フォントの種類を決めます。
70種以上から選択できますが、名前がそのフォントで表示されません。
実際にどんなフォントなのか、試行錯誤が必要です。
参考までに、いくつかサンプルを貼っておきます。
作成の実行
気に入ったフォントが見つかったら、画像を作成しましょう。
ファビコンの推奨サイズは縦・横512ピクセル以上なので、文字の大きさには、少し大きめの「600px」を選択します。
画像形式には「PNG」を選択して[作成する]ボタンをクリックします。
クリップボードにコピー
画像が出来上がったたら、右クリックから「画像をコピー」を選択して、クリップボードにコピーしておきます。
画像データの加工
今回は、Windows標準のペイントソフトを使用した方法を紹介します。
Canvaなどの使い慣れたアプリを使用する場合は、同様に画像サイズを調整してファイルに保存してください。
クリップボードからペースト
Windows標準のペイントソフトを起動して、先ほどクリップボードにコピーした画像を[Ctrl+V]でキャンバスに貼り付けます。
トリミング
貼り付けたら、メニューから[トリミング]をクリックしておきます。
この操作により、画像がキャンバスに張り付いた状態になります。
サイズの変更
メニューから「サイズ変更」をクリックします。
「縦横比を維持する」を解除して、単位に「ピクセル」を指定します。
指定するサイズは、推奨サイズである「512×512ピクセル」にします。
画像の保存
これで完成です。
「siteicon」などの名前を付けて、PNG形式で保存しましょう。
ファビコンの設定
作成したファビコンをWordpressに適用します。
Simplicityの場合、サイト基本情報からサイトアイコンを設定するだけで、「ファビコン」と「アップルタッチアイコン」がまとめて設定できます。
外観 > カスタマイズ から「サイト基本情報」をクリックします。
サイトアイコンの[画像を選択]をクリックします。
作成した画像ファイルをアップロードします。
「保存して公開」をクリックすれば、設定完了です。
サイトを表示すると、ブラウザのタブにファビコンが表示されます。
アップルタッチアイコンの確認
iPhoneをお持ちの方は、アップルタッチアイコンも確認しておきましょう。
iPhoneでサイトを表示して、画面下から
メニューにある[ホーム画面に追加]をタップします。
確認画面が表示されるので、右上の[追加]をタップします。
アイコンが画面に追加されました。
まずまずの出来栄えですw
以上、フォントベースのファビコンを作成する方法でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] みたい人は、検索すると色々出てきます。個人的には [A1 Style] さんが秀逸な気がします。 […]