新たな気付きを得るためのツール マンダラート(MandlArt)

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マンダラート(MandalArt=曼荼羅+アートの造語)という発想法をご存知ですか?

Wikipediaには、

マンダラートは、発想法の一種。紙などに9つのマスを用意し、それを埋めていくという作業ルールを設けることにより、アイデアを整理・外化し、思考を深めていくことができる。今泉浩晃によって1987年に考案された

とあります。

早いもので、来年でもう30年になるんですね。

当時は書籍も数多く出版されていたので、実際に試された方もいらっしゃると思います。

ぼくも結構はまっていました。

関連する書籍を何冊も読みましたし、手帳のセットを購入するため、先生の高田馬場のオフィスにお伺いして、直接お話をお聴きしたこともありました。

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発想法に共通のプロセス

世の中には色々な発想法があります。少し前にはマインドマップが大流行しましたね。有名なKJ法もその一つです。一枚の紙を使うか何枚ものカードを使うかなど、使用するモノややり方に違いはありますが、これら発想法は、

  • アタマの中にあるものを書き出す。
  • 書き出したものを整理しながら発想する。

というプロセス自体は共通です。

アタマの中にあるものを書き出す

マンダラートも思いついたことを書き出していきます。マインドマップやKJ法が思いつく限り書き出していくのに対して、

マンダラートは、八つ(周辺セルの数)という制約がある

点が大きな特長です。

実際にやってみるとよく分かりますが、思いつく限り書き出すのはたいへんな重労働です。
マップが完成する頃には、もう疲れてヘトヘトになっていたり、テーマからいつのまにか反れてた!なんてこともあるでしょう。

発想法においてアタマの中にあるものを書き出すことは、あくまでプロセスの一つであり、手段であって目的ではありません。この段階で挫折したり、満足して終わってしまっては、とてももったいないですね。疲れることなく書き出した勢いのまま、次のステップに移れることはとても重要なことです。

マンダラートでは「書き出すことは八つ」という制約があることで、この段階をとてもスピーディに完了することができます。

書き出したものを整理しながら発想する

次に書き出したものを使って発想します。マインドマップやKJ法が自由にブランチ(またはカード)の位置関係を作り出しながら発想するのに対して、

マンダラートは、周辺セルを入れ替えながら発想する

点が特長です。

実は、このシンプルな3×3のセルは整理するのにとても優れた構造となっています。
単純なゆえに「中央から四方八方に放射した構造」や「中心かららせん状に広がった構造」「上下に3段の構造」「左右に3列の構造」など色々な構造として見ることができます。

また、これらの構造は単なるアタマの中のイメージですから、一瞬で切り替えて異なる観点で見ることができます。

構造をイメージして、個々のセルの位置を入れ替えたり関係性を考えていると、それまで気付かなかったことが色々と出てきます。また逆に、セルの関係性から別の構造が見えてくることもあります。

昨年、正式なiPhone用アプリがリリースされていましたので紹介しておきます。
紙とエンピツがあればできるのですが、セルの入れ替えなどはアプリの方が便利です。

MandalArt
カテゴリ: 仕事効率化
現在の価格: 無料