通常のWordPressのURL「http://a1-style.net/wp」から「/wp」を消して、「http://a1-style.net/」でも表示されるようにしたので、手順をまとめておきます。
訪問者が「http://a1-style.net/wp」にアクセスすると、「/a1-style.net/public_html/wp」にある「index.php」が、WordPressの環境とテンプレートをロードしてブログが表示されます。
したがって、この「index.php」を、ルートディレクトリの「public_html」にも配置すれば、「http://a1-style.net/」でもブログが表示されるようになります。
なお、この変更で下書き中の記事をプレビューすると「404 Not Found」になる現象が発生しました。パーマリンクの設定がおかしくなることが原因のようですが、わたしはログインし直すことで解決できました。
WordPressの設定変更
最初に、WordPressのサイトアドレス(URL)の設定を変更しておきます。
管理コンソールから、サイドバーの 設定 > 一般 をクリックします。
サイトアドレス(URL)に/wp無しのURLを入力して「変更を保存」をクリックします。
「index.php」のダウンロード
エックスサーバーのインフォパネルから、ファイルマネージャー(WebFTP)にログインします。
「/public_html/wp」移動して「index.php」をダウンロードします。フォルダ名をクリックすると移動、ファイル名をクリックするとダウンロードできます。
「index.php」の編集
「index.php」のアップロード先がルートディレクトリ「public_html」になるので、「wp-blog-header.php」の前にパス「/wp」を追記しておきます。
具体的には17行目を次のように変更します。保存時に、エディタによって改行コードが変更されないよう注意してください。
<?php /** * Front to the WordPress application. This file doesn't do anything, but loads * wp-blog-header.php which does and tells WordPress to load the theme. * * @package WordPress */ /** * Tells WordPress to load the WordPress theme and output it. * * @var bool */ define('WP_USE_THEMES', true); /** Loads the WordPress Environment and Template */ require( dirname( __FILE__ ) . '/wp/wp-blog-header.php' );
「index.php」のアップロード
ルートディレクトリ「public_html」に移動して、編集した「index.php」ファイルを指定してアップロードします。アップロード後は、権限(パーミッション)が「644」になっていることも確認しておきましょう。
index.htmlのファイル名変更
ルートディレクトリに「index.html」があると、せっかく「index.php」を配置しても、そちらが表示されてしまうので、「index.html」と「default_page.png」は、先頭に「_」(アンダーバー)などを付けてファイル名を変更しておきます。
これで設定は終わりです。
/wp無しのURLでブログが表示されるようになりました。念のため、パーマリンクがおかしくなっていないか、下書きがプレビュー表示できるか、確認しておきましょう。