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[Jira Software] 無料プランで独自のクラウド型タスク管理ツールを手に入れる方法

誰でも簡単に、独自のクラウド型タスク管理ツールを手に入れることができます。
パソコンのブラウザだけでなく、タブレットやスマホからも利用が可能です。
Jiraのクラウドサービスとモバイルアプリを活用すれば実現できます。

使用するクラウドサービス

クラウドサービスは「Jira Software (Cloud)」の無料プランで大丈夫です。
「Jira Work Management (旧Jira Core)」の無料プランでも構いません。

ただ、どちらの無料プランもクラウドストレージは2GBと少な目です。
そこで、ストレージの節約術についても、記事の後半で取り上げました。

Atlassian管理から製品(サービス)を追加する際の注意事項
有料の「 Cloud Standadの7日間無料トライアル」に誘導される場合があるので、十分に注意してください。

製品紹介の価格ページでFreeを選んでも、製品(サービス)を追加できるので、こちらから追加する方が安心です。

プロジェクトの作成

お勧めテンプレート

プロジェクト作成のお勧めテンプレートは、次の2つです。

● 個人タスクプランナー
名前の通り、個人タスクのためのテンプレートです。
単純過ぎず、複雑過ぎず、丁度良い構成なので一番のお勧めです。

● タスクのトラッキング
ToDoリストのようにシンプルなテンプレートです。
ステータスは「やるべきこと」と「完了」の二つだけです。

何れのテンプレートも、Jira Software (Cloud) からも利用できます。

プロジェクトタイプの選択

プロジェクトタイプには、次の2種類があります。
画面の説明文を引用します。

実は、どちらを選択するかで、カスタマイズできる範囲や方法が違います。
また、後から変更することはできません。

ここは、フルカスタマイズ可能な企業管理対象を選ぶのがお勧めです。

理由は、システムによってロックされた画面の「Start Date」というフィールドが、チーム管理対象を選んだ場合、削除できない状態に陥ってしまうからです。
せっかく自分専用の環境を手に入れたのに、訳の分からないフィールドがいつも画面に表示されるのはイヤですよね。

企業管理対象を選べば、ちゃんと削除することができます。

Jiraモバイルアプリの活用

アプリの入手先

iPhone/iPad向けとAndroid向けが、無料で用意されています。

iPhone/iPad向けの場合、次のApp StoreへのURLから、アプリに関する詳細な情報を確認いただけます。実際にダウンロードする場合は、iPhone/iPadから接続してください。

Google PlayへのAndroid向けのURLは、次の通りです。

プロジェクト状況の把握

プロジェクトをタップすると表示されるボードで、状況を視覚的に捉えられます。
ボードには、ステータス別に課題のカードが表示されています。
カードは、指で運んでステータスを変えたり、タップで詳細を表示したりできます。

課題を作成する機能もありますが、「+」をタップするとインラインになる場合と別画面が開く場合があります。画面やフィールドの設定によるみたいですが、まだ規則性が見つかりません。
インラインの場合、検証に使用したバージョンは勝手に入力を確定する不具合があり、使えません。残念…😢

課題の詳細表示と編集

課題の詳細表示では、フィールドをタップして値を変更したり、右上のクリップからファイルを添付したりできます。

クラウドストレージの節約方法

無料プランのクラウドストレージは2GBしかありません。
漫然と課題にファイルを添付していたのでは、あっという間に足りなくなります。

そこで、One Driveによる節約方法を紹介します。
Microsoft 365 Personalには、1TB(1,000GB)の容量が付いています。

手順は簡単です。
ファイルは課題に添付せずに、One Driveに保存します。
課題には、One Driveからコピーした共有リンクを貼り付けます。

EIICHI

共有リンクは、知っていれば誰でも見ることができます。
意味のない文字列ですが、流出すればクリックのみで閲覧できます。
使用に際しては十分にご注意ください。

本来、共有リンクからはファイル名も判別できませんが、課題の説明欄に貼り付けた場合は、共有リンクの代りに、One Driveのアイコン付きでファイル名が表示されます。

Google Chrome
Jiraモバイルアプリ

最後に、共有リンクのコピー手順を簡単に紹介して終わりにします。

● パソコンの場合

  1. ファイルをOne Driveに保存します。
  2. ファイルの右クリックから「(One Driveアイコン) 共有」をクリックします。
  3. リンクコピーの「コピー」をクリックします。
  4. 地球儀アイコンをクリックすれば、共有の詳細を設定できます。

● iPhoneの場合

  1. 写真やファイルアプリで、ファイルを選択します。
  2. 共有メニューから、ファイルをOne Driveに保存します。
  3. One Driveアプリで、保存したファイルを見つけて選択します。
  4. One Driveアプリの共有メニューから、リンクのコピーをタップします。

おわりに

説明が長文になってしまいましたが、実際には30分もかからないと思います。
Jira Softwareに触れてみたい方は、是非チャレンジしてみてください。

また、この後の記事で、このツールのカスタマイズ方法を解説しています。
入力する項目などを使いやすく自分好みにアレンジできます。

また、クラウドストレージの節約方法には、添付ファイルのサイズ制限ももあります。
興味のある方は、次の記事が参考になると思います。

本来は、システム設定で「添付ファイルを許可」をオフ、あるいは、権限スキームで「添付ファイルの作成」を無効にすれば済みます。
ですが、無料プランではできない旨のメッセージと「今すぐ行う」のリンクが表示されます。これヤバいやつですよね(笑)

間違っても添付したくない場合は、上限を1バイトにしてしまいましょう。
※ 0バイトにはできません。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
では、また次の記事でお会いしましょう。

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