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Bitnami CommunityからもRedmineの旧インストーラーがダウンロードできなくなった件とこれから

Bitnamiによる「Bitnami Redmine Stack for Windows」の提供が終了したあとも、しばらくはサポートの「Bitnami Community」からダウンロードすることができました。
しかし現在は、該当URLにアクセスしてもファイルは取得できず、Broadcom Bitnami Developer Centerのトップページにリダイレクトされてしまいます
※ログインしていても状況は変わりません。

ダウンロードできなくなった背景

Bitnamiはもともと、Redmineなどのオープンソースソフトを簡単に導入できる「スタック」として、WindowsやMac環境向けのインストーラーを多数提供していました。

しかし近年の企業買収の流れの中で、方針が大きく変化しています。

結果として、各OS向けインストーラーの配布は停止され、現在ではDockerや仮想マシンでの利用が推奨されています。

ダウンロードできない理由(推測含む)

Bitnami側で公式なアナウンスはありませんが、以下の理由が考えられます。

そのため、旧バージョンのインストーラーはダウンロードできなくしたようです。

代替手段:これからRedmineを使うには?

今後、Bitnami Redmineを導入する場合、以下の方法が推奨されます。

Docker版を利用する(最も手軽)

仮想マシン(VM)版を使う

Redmine公式から手動インストール

まとめ

VMwareおよびBroadcomの方針により、「Bitnami Community」からは、サポートが終了した「Bitnami Redmine Stack for Windows」の旧バージョンをダウンロードすることができなくなりました。そのため、今後Bitnami Redmineを導入する場合、Dockerや仮想マシンを使用することを検討せざるを得ない状況となります。

Dockerや仮想マシンの導入には、最初は少し敷居が高いと感じるかもしれません。しかし、これらの方法は、インストーラーに比べて格段に安全で効率的な選択肢と言えます。仮想マシン環境内で設定を変更しても、ホストPCには影響がないため、安心して運用を続けることができます。これにより、今後のシステムの安定性も大いに向上しますので、ぜひ前向きに検討いただければと思います。

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