ExcelはXML関連の機能も凄いですよオー!w(゚o゚*)w
各列にXML要素を関係付けてインポートできるので、一つのシートにまとめるのも簡単です。当記事で方法を丁寧に解説しますね。
データには、以前取得したRedmine公式のチケットを使用しています。


Microsoft365にあわせて記事を更新しました。(2021/01/17)
各列とXML要素の関係付け
まずExcelを起動して、インポートしたいXMLファイルを一つ開きます。
ダイアログが表示されます。
「[XMLソース] 作業ウィンドウを使用する」を選択して[OK]をクリックします。

[OK]をクリックします。

XML要素のツリーが表示されます。
ツリーから抽出したいXML要素をドラッグして、セル上にドロップしていきます。
ドロップした名前は、自由に変更できます。
作業が終わったら、一度保存しておきましょう。
上のスクリーンショットでは、次のように設定しました。
列番号 | 列名 | XML要素 | 補足 |
---|---|---|---|
B | id | issue | id |
C | project_id | project | id |
D | tracker_id | tracker | id |
E | status_id | status | id |
F | priority_id | priority | id |
G | author_id | author | id |
H | subject | subject | |
I | description | description | |
J | start_date | start_date | |
K | due_date | due_date | |
L | done_ratio | done_ratio | |
M | estimated_hours | estimated_hours | |
N | created_on | created_on | |
O | updated_on | update_on | |
P | closed_on | closed_on | |
Q | category_id | category | id |
R | fixed_version_id | fixed_version | id |
S | assigned_to_id | assigned_to | id |
XMLの対応付けのプロパティ
XML要素のセルの上で右クリックします。
メニューの[XML]から[XMLの対応付けのプロパティ]をクリックします。
ダイアログが表示されます。
レイアウトが自動調整されるのがイヤな場合は「データのレイアウト」のチェックを外しておきます。また、次のインポートで前のデータが上書きされないよう、インポート時の処理を「追加」に変更しておきます。
変更が終わったら[OK]をクリックして閉じます。
XMLファイルのインポート
もう一度、XML要素のセルの上で右クリックします。
次は、メニューの[XML]から[インポート]をクリックします。
ダイアログが表示されます。
インポートしたいXMLファイルを選択して[インポート]をクリックします。
複数のファイルをまとめて指定できます。
シート上にXMLファイルがまとめてインポートされました。
テーブルから標準の範囲に変換
以上で、複数のXMLファイルを1シートにまとめることができました。
インポートしたデータには、テーブル(Excelの機能)が設定されています。
このままでもよいのですが、解除する場合は次のようにします。
どこでもいいのでXML要素のセルをクリックします。
メニューの[テーブルツール – デザイン]から[範囲に変換]をクリックします。
メッセージが表示されるので[はい]ボタンをクリックします。
テーブルが解除されて、標準の範囲になりました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
では、また。