「Micorosoft Query」について調べていたら「Microsoft Power Query for Excel」(以下、Power Query)という Excel アドインを見つけました。
公開日に”2016/02/23″とあるので、まだ半月程度しか経っていないみたいです。
ダウンロードサイト
次のサイトから無料でダウンロードできます。
32ビット版と64ビット版があるので、インストールされている Office と同じアーキテクチャのものを使用する必要があります。
WindowsOSのアーキテクチャではないので、ご注意ください。
アーキテクチャの確認方法は、次の記事が参考になります。
「Microsoft Power Query for Excel」の概要
「Micorosoft Query」の高機能版という印象ですが、紹介には次のようにあります。
Microsoft Power Query for Excel は、データの検出、アクセスおよびコラボレーションを簡略化することで、Excel のセルフサービス ビジネス インテリジェンス環境を拡張する Excel アドインです。
おっ、ビジネスインテリジェンス(BI)じゃないですか!?
このサイトを見るまで、『マイクロソフトのBI』についてまったく知りませんでした。さらに詳細を見てみると、
Microsoft Power Query for Excel は新しいアドインであり、インフォメーション ワーカー、BI プロフェッショナルおよびその他の Excel ユーザーに対して、データ検出、データの変換と強化のためのシームレスな使用環境を提供します。
Power Query の機能:
- 作業に使用するソースから関心のあるデータを識別 (リレーショナル データベース、Excel、テキストおよび XML ファイル、OData フィード、Hadoop HDFS など)。
- Excel の検索機能を使用して組織内 (*) 外から関連するデータを検出。
- 複数の異種データ ソースからデータを組み合わせて、Excel や Power Pivot などのツールでさらに分析したり、Power View や Power Map などのツールでビジュアル化したりするためのデータを準備。
- 組織内の他のユーザーと作成したクエリを共有できるため、検索で簡単に検出。(*)
(*) この機能は、Office 365 用の Power BI が必要です。詳しくは、「Power BI for Office 365」を参照してください
MicrosoftのBIツール『Microsoft Power BI』(以下、Power BI)への「ETLツール」的位置付けのようです。「Microsoft Query」をそちらの方向に発展させたんですね!
素晴らしいアイデアだと思います!
また、『Power BI』と連携しなくても、Excelのアドインとして十分使えるようです。
早速ダウンロードしたので、次回、機能や使用感などを紹介したいと思います。