ODBC(Open DataBase Connectivity)は、リレーショナルデータベースにアクセスするための共通インタフェースです。
Oracleから提供されている「MySQL Connector/ODBC」を利用すれば、ExcelやAccessからも、MySQLにアクセスできます。

当記事はConnector/ODBC 5.3.4を使用しています。
Connector/ODBC 8.0は次の記事で紹介しています。
利用にあたっての制約
ODBCの利用にあたっては、次のような制約があります。
一台のPCに、バージョン違いなど複数のODBCはインストールできません。
また作成したオブジェクトは、作成時以外のバージョンでは動きません。
すでにODBCがインストールされているPCに、別バージョンをインストールしようとしても、インストーラーが強制終了してしまいます。
また、Accessのリンクテーブルは、別バージョンのODBCでは機能しません。
※同バージョンであれば、別PCでも問題なく機能します。
ドライバーのダウンロード
MySQL :: MySQLコネクタにアクセスして、ODBC Driver for MySQL (Connector/ODBC)右横の[ダウンロード]をクリックします。
ドライバーには、32ビット版と64ビット版がありますが、
利用するソフトウェア(MS-Officeなど)のビット数と一致しているものを、
ダウンロードしてください。
ぼくの場合、OSはWindows7の64ビットですが、MS-Officeは32ビットなので、32ビット版をダウンロードします。
「ん?そういえば何ビットだっけ?」っていう方、お使いのMS-Officeが2013でしたら、次の記事が参考になります。



「Microsoft Windows」をプルダウンメニューから選択した後、32ビット版の場合、「Windows(x86,32-bit),MSI Installer」をダウンロードします。
「No thanks,just start my download.」をクリックします。
[ファイルを保存]ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
ドライバーのインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
確認メッセージが表示されるので、[実行]ボタンをクリックします。
セットアップウイザードが起動したら[Next]ボタンをクリックします。
「I accept ~」を選択して[Next]ボタンをクリックします。
インストールの構成を選択して[Next]ボタンをクリックします。
[Install]ボタンをクリックするとインストールが開始します。
[Finish]ボタンをクリックしてセットアップ・ウイザードを終了してください。
以上でインストールは完了です。お疲れさまでした。